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児童虐待など対処を

大阪市議会委 市長に江川氏迫る

江川繁市会議員

2017年3月21日

写真 日本共産党の江川繁大阪市議は21日、市議会教育こども委員会で、大阪市淀川区の学校法人「森友学園」(籠池泰典理事長)の塚本幼稚園や、籠池氏が代表の社会福祉法人が運営する「高等森友学園保育園=(同市淀川区)での児童虐待等や、多額の運営補助金等の不正受給について、吉村洋文市長に質疑しました。

 江川議員は、新聞報道をもとに高等森友学園保育園での、「決められた時間内に終わらない子どもたちは、イスの上に給食を置いて、正座して食べさせる」「おもらしをすると秘密のおしおき部屋に放り込まれる」などの児童虐待、人権侵害の事例を紹介し、厳正な対処を要求。また、専従としての保育園長が塚本幼稚園副園長を兼ねている問題で、専従の園長を置けば受給できる補助金、6年間で総韻3100万円をただちに返還させるように迫りました。吉村市長は「3月13日付で随時監査をする旨を保育園に通知した。3月中には実施したい。所長の設置加算についても、保育園長、幼稚園副園長ともに常勤はあり得ない」と答えました。

 江川議員は、児童数が水増しされたのではと、塚本幼稚園への府の特別支援補助金が問題になるなか、「大阪市も補助金が出されており、しっかり対処し、可及的速やかに報告するよう」求めました。

(2017年3月22日付しんぶん赤旗)