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28日の大阪市議会民生保健委員協議会で日本共産党の北山良三市議は、「解同」（「部落解放同盟」）系の芦原病院への不正補助金疑惑について質しました。
＜百条委設置を要求＞
協議会では、市の委託を受けた芦原病院調査委員会の「調査報告書」が説明されました。
北山議員は、調査対象の２００２年から０４年までの三年だけでも、補助金の不正流用や多額の差額金が発生していることが明らかになったと指摘しました。
それ以前の２０００年度と０１年度についても独自にメーカーなどに問い合わせ調査した結果、回答したメーカーすべてが購入したとされる医療機器について「取引の形跡なし」という回答だったと強調。「いつからこういう不正がおこなわれていたか解明すべきだ」と調査を要求しました。
大阪市側は北山市議の追及に、この補助金の不正流用は健康福祉局全体で認識していたことを認めました。北山市議は「０２年以前も歴代の健康福祉局長が決裁しており、関淳一市長も、局長当時決裁しているが、不正流用等の認識はあったのか」と質しました。
関市長は、「知らなかった。（当時から）同じことがおこなわれていたとしても不思議ではない」と答えました。
北山市議は、疑惑解明のため、強い権限をもつ百条委員会を議会に設置するよう主張しました。 |
