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旧芦原病院問題で補助金支出妥当でない 民生保健委員会で北山良三市議(しんぶん「赤旗」7月30日) |
北山良三市会議員 2006年7月27日 |
日本共産党の北山良三大阪市議は、7月27日の大阪市議会民生保健委員会で、旧「芦原病院」への市補助金不正支出問題での特別監査結果報告について質疑しました。 特別監査報告では、2001年度から5年間の補助金約40億円について、市職員が実態の伴わない書類の作成するなどしていたことについて不適正と認定しています。しかし、補助金のうちわずか約2200万円のみの使途が補助目的と合致していないとして返還を求めるにとどまっています。 北山議員は、同病院への補助金は、市民病院への一般会計繰り出し基準に準じておこなわれていると市側は説明しているが、「(実際には)市民病院の基準と異なった基準でおこなわれており、補助金支出に妥当性はない」とただしました。 市健康福祉局担当課長は、「考え方において準じている」と答えました。 また、北山議員は、「補助金交付のときに出される指令書には、『虚偽や不正な手続きで交付された場合は、返還を求める』と書いてある」と指摘し、「指令書が有効である以上、虚偽や不正な手続きで同病院へ支出された補助金全額について返済を求めるべきだ」と関淳一市長にただしました。 しかし、市長は答弁に立たず、健康福祉局長もまともに答弁出来ませんでした。 北山議員は、「こういう『不適正』な支出が続けられてきた背景には、『解同』による暴力的は要求があった」とのべ、「このことを含めて解明しないと本質的な解決は図れない」と主張しました。
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