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フェスティバルゲートの失敗認め公金投入するな

交通水道委員会で矢達幸議員が追及

矢達幸市会議員

2004年9月27日

9月27日、大阪市議会交通水道委員会がひらかれ、破綻した大阪市土地信託事業・フェスティバルゲート(浪速区)についての高速鉄道事業会計補正予算が審議され、日本共産党の矢達幸議員が、これ以上の公金投入はするべきでないと反対しました。

フェスティバルゲートは、今年3月、事業を受託したUFJなど信託銀行3行と大阪市との間で、契約を9月末で解除し、大阪市が負債200億円を負担し、残りを3行が負担する調停が成立していました。10月から、フェスティバルゲートの建物をオリックスなどがつくる新法人に一括貸しし、来年4月に新装オープンするとしています。

矢達議員は、フェスティバルゲートの賃貸料は最低で4000万円。最高でも1億円で、同ビルの固定資産税1億4500万円にくらべても不当に安いとのべ、「商業ベースでは固定資産税を割り込む賃料はありえない。フェスティバルゲート施設は資産価値のない施設になった。だからこんな安い賃料でしか借り手がつかない」と指摘しました。

交通局側は、「何とか地域の核施設としていけるように努力したい」とのべるにとどまりました。

自民、民主、公明の与党は、補正予算に賛成しました。