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フェスティバルゲートの「テナントいじめ」をやめよ。

信託をした交通局の役割、責任を果たせと迫る

市公営・準公営企業決算委員会で関根市議が

関根信次市会議員

2004年10月8日

日本共産党の関根信次大阪市議は8日、市公営・準公営企業決算委員会で破綻したフェスティバルゲートで発生している「テナントいじめ」をとりあげ交通局をただしました。

 関根市議は、土地信託を推進した交通局の重大な責任を問い、「受託銀行がおこなった信託契約への背信行為で大阪市民の財産200億円が消え、同時に、フェスティバルゲートで営業する零細なテナントが甚大な被害をうけた」ときびしく批判しました。

関根市議は、長期にわたって管理会社が賃料引き上げに反対するテナントを「いじめ」「追い出し」などしている実態にふれ、エアコンの修理を要請したテナントに「賃料を引き上げたら修理してやる。暑かったら出て行け」と暴言を吐き、値上げに反対する業者のNHK取材には妨害して他店に変更させる等々を暴露。信託銀行の無責任な運営やフェスティバルゲート管理会社の悪行を告発しました。

関根市議は、管理会社自身が信頼をなくす行為を平然とおこなった結果、賑わいが消えテナントが次々と退館する事態になったと強調、「それでも、賃料引き上げだけは執拗に迫りテナントいじめを続けた」と厳しく糾弾しました。

関根市議は、「責任を全うする能力も気力もない、また、テナントいじめだけが熱心だった受託銀行と会社に公共用地を預けた結果、多くの業者に被害をあたえた交通局の信託行為に重大な責任がある」と迫り、今、交通局に求められる役割は「苦労しているテナントさんを勇気づけて営業が成り立つように苦労することではないのか」とただしました。

交通局長は「可能な限り、誠意をもってお聞きした上で誠実に対応する」とのべました。