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フェスティバルゲート再生事業の失敗を追及 自治体本来の立場にたちかえるべき 交通水道委員協議会で姫野浄議員 |
姫野浄市会議員 2005年7月27日 |
7月27日、大阪市会交通水道委員協議会が開かれ、岡本勉交通局長が、破綻して公金200億円を注ぎ込んだ浪速区のフェスティバルゲートの再生計画で新会社と結んだリース契約が履行できなくなったと報告しました。 交通局の説明によると、7月24日までに現在のテナントの立ち退き交渉をすすめたが、(株)藤川とまとまらず、新会社であるオリックス系の企業とのリース契約が実行できなくなり、新計画は断念せざるを得ないというもの。 姫野議員は、フェスティバルゲートが開設されて9年間にわたり、ズサンな経営のもとで苦しめられてきたテナントのことを十分知った上で交渉しているのかとただし、逆に不当な口実で明け渡し申し立てを行っていることはもってのほかだと追及しました。 これに対し、交通局は、誠意を持って交渉している、明け渡し訴訟は今日取り下げたとこたえましたが、フェスティバルゲート事業の今後の方向についてはまったく示すことができませんでした。姫野議員は、公共団体の本来の立場は、市民のくらし・福祉サービスを守ること、ここから離れて土地の有効利用とか都市経営など不確かなところへ手を出すから大失敗するのだ、交通局長は誤りを率直に認め、基本にたちかえるべきだと強く求めました。 これに対し、岡本局長は、結果責任は問われており、フェスティバルゲートの今後については慎重に検討して方針を決めていきたいとのべました。 |