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稲森市会議員

2002年10月15日

 

 あわせて稲森議員は現在継続審査中の平野区長吉出戸の高層マンション建設による日照障害について改めて採択を行うよう主張しました。
 陳情が出されてから1年近く経過しマンション建設がどんどん進み、心配していた日照障害も現実の問題となっており、このような住民の皆さんの陳情をたなざらしにしておくのは直接請求権にたいする議会の不作為行為であること。大阪市は新たに準工業地域についても日影規制が必要との立場で建築審査会に対して諮問をおこなっていること、建築主は市長の答弁、指導部長の答弁を我田引水的に曲解し、自らの迷惑行為を正当化しているおり、議会として大阪市当局が住民の立場で最大限の努力を行うのは当然でぜひ採択をと求めました。
 準工業地域で日影規制をしていない現行制度が定着していると答弁を行い、今回日影規制を諮問するという矛盾を指摘された菊植指導部長は、先の答弁は準工業地域において住宅系地域の規制をそのまま当てはめるのは私権の制限につながる恐れがあるという意味で答弁したと釈明。岡田指導課長は、産業構造が変化し、準工業地域における大規模建設などでトラブルが起こっている現状から大阪市の現状にあった何らかの日影規制が必要ということで諮問を行ったと、日影規制がないため多大な被害を受ける出戸3丁目マンション建設問題をも勘案した今回の諮問であることを認める答弁を行いました。