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阿部野再開発事業について質疑 

決算特別委員会で小南かおる市議

小南かおる市会議員

2004年1月22日

 22日の大阪市会決算特別委員会で日本共産党の小南かおる市議は、阿部野再開発について質疑をしました。

 小南市議は「再開発の基本構想が発表されて35年、A1ブロックを除いて完成しようとしているのに、当該地域は事業計画も決まっていない。このことが地元商店の営業にも大きな影響を与えている」と、事業の遅れが1997年には141軒あったA1地区商業業務棟への入居希望権利者が、2003年12月には62軒と激減していることなどを示し、市の責任について追及しました。関淳一市長は「事業の早期完成こそ私の責務と考えている」と答えるにとどまりました。

 小南市議は再開発事業が長引くなか「地元の営業活動は、現在の不況ともあわさり大変」と権利者の声も紹介して、アーケードの先行買収など商店の負担軽減や営業活動への支援策を求めました。また、大型店舗の誘致というやり方は行き詰まっているいることは明らかとして、権利者や地域住民の意見を十分聞き、阿部野の玄関口として人が集い、いこえる街づくりを事業計画の見直しも含め思い切った「英断」を強く求めました。