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サテライト大阪(競輪場外券売り場)建設不許可を求める陳情書の採択を 計画消防委員会で小南議員が主張 |
小南かおる市会議員 2004年10月18日 |
10月18日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、中央区高十振興町会会長福辻敏 他14団体、4282名連署から提出された「サテライト大阪(競輪場外券売り場)建設不許可を求める陳情書」が審議されました。 「仮称サテライト大阪」は同区日本橋一丁目に計画されたものです。同陳情書は、地元高十町会は83%、隣接の日本一町会でも圧倒的多数が反対で、競輪は340日と年中無休状態、ナイター夜10時まで行われる場外車券売り場は、社会環境の悪化から青少年の犯罪が増加しているなかで、競輪場外車券売場の建設はさらに青少年の精神的荒廃をすめる結果を招くとので場外車券売場建設を許可しないで下さいというものです。 小南議員は、この署名には短期間で地元住民の命、財産、生活環境権をかけて、病院受付に署名用紙を置き全患者さんに、子育て中のお母さんはPTAの集会で、あるホテルではフロントや各支店で本当に一筆一筆に子どもたちの環境を守りたいという思いが込められていると紹介。 また小南議員は場外車券売場周辺地図を示し、学校や病院などが多数あることを示し、すでに近隣に場外馬券売場が二ヶ所もあることを指摘。そして地元の住民からは、「店が閉じて行き、歯抜けになっている町だけれども、不景気でさびれているがまじめに住み続けている住民がいまでもパチンコ、馬券売場、風俗店などギャンブルの中で生活している。もうこれ以上はごめん」「治安上問題が発生する可能性が高くなり、子どもたちにとっての安全、教育環境に与える影響ははかりしれない」「一旦消えた場外舟券売場の設置計画がまた浮上してくるのではないか」「これ以上、中央区をギャンブルで環境を悪化させるのでなく、大阪の誇る伝統文化に力を入れてほしい」と、たいへん深刻な地元の状況を紹介。さらに小南議員は、認可は経済産業省でだけれども、子どもたちの教育環境を守る立場から保護者や地元住民と学校教職員が力を合わせていることを、市教委としても応援すべきだと求め、住宅局には陳情の趣旨にそった適正な行政指導を強く求めました。 日本共産党はサテライト大阪(競輪場外券売り場)建設不許可を求める陳情書の採択を求めましたが、自民、民主、公明党などオール与党は建設反対の住民の請願書に対して一言も発言せず、事実上棚上げの継続審議扱いで、住民の願いを踏みにじりました。 |