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安心安全な街づくり 定期検査の体制強化を 計画消防委員会で小南かおる議員が要望 |
小南かおる市会議員 2005年3月16日 |
3月16日の大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の小南かおる議員は、さいたま市で11人の死傷者を出したドン・キホーテ店舗の火災事故を受けて量販店等の防災耐震検査(定期検査)の体制強化を求めました。 小南議員は、1月5日、住之江区の「ドン・キホーテ」パウ住之江公園店を訪ね、商品の陳列や展示状況、避難誘導灯などの設備、避難通路などの調査を行いました。通路は一方向で出口まで遠く、一階と二階の階段の場所もわかりにくく、棚の上にはスロットマシンのような大きな重量のゲーム機が並べられ、地震や火災時に商品が散乱し危険です。足元にも商品が積み上げられ、避難通路をふさいでいます。棚は洗濯竿のように商品を吊り下げています。空間をめいいっぱい活用した「圧縮陳列」について指摘しました。 立ち入り検査は、避難階段の設置状況、階段側の防火区画、非常用照明、排煙設備、非常用進入口など、防火避難上の安全性をまして実施してまいりました。 小南議員は大阪市内の対象既存建築物の軒、2004年度の検査目標、実績について質問しました。 木谷住宅局技術監兼建築指導部監察課長は「既存建築物違反対策推進計画を策定し、既存建築物対策チームを作り、2003年度560軒目標で269軒、2004年度260軒(2月末日現在)の立入検査を実施した。防火、避難上の安全性の確保に重点を置き、既存建築物に適切な指導を行っている」と答えました。 小南議員は住宅局監察課職員6人では、膨大な既存建築物を検査、消防局の体制や日常的なかかわりも違い苦労もあるが、消費者や従業員が火災や地震の時すみやかに非難できるように消防局、住宅局監察課の人員を増やすなど体制強化が必要だと主張しました。 また小南議員は売場奥にある「18歳未満の方は入らないで下さい」と書いた「ポルノ・コーナー」について、最近、子供を対象にしたいろんな性犯罪が増えている中で、開店前の地元説明会の約束を無視し、畳一畳くらいののれんを下げているだけで、暴力や性の有害情報などから子どもを守らないといけないのに、24時間営業の圧縮陳列で度を越した商業主義に怒りを感じると厳しく批判しました。
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