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都市計画の基本スタンスについて質問 都市計画審議会での稲森豊議員 |
稲森豊市会議員 2005年9月6日 |
9月6日に開催された大阪市都市計画審議会において、稲森議員は都市計画の基本スタンスについて質問を行いました。 今回の審議会には福島区内の都市計画公園の変更、阿倍野区市街地再開発計画、舞洲の都市計画地区計画の変更他計7件の案件が提案されました。稲森議員は適切な規制と誘導によって計画的に町づくりをすすめるのが都市計画法の目的・基本理念であるが、最近の大阪市における都市計画には大きなブレがある。一つは今回の公園計画や、多くの都市計画道路に見られるように計画決定後数十年が経過し、周辺の土地利用状況や市民のニーズが変化しているにも関わらず当初計画にかたくなにこだわり地権者との間でトラブルを起こしている事。他方は逆に阿倍野再開発や舞洲のように地権者や、事業主の意向に迎合し、後追い的に計画をくるくる変更するケースがある。いずれも都市計画法の理念にそぐわない。その点で、今回、公園計画を周辺の土地利用の変化を勘案し変更するというのは大阪市としては画期的なことでおおいに評価すべき事である。今後の都市計画に対する大阪市の基本スタンスはいかなるものか、と大阪市の見解を問いました。 これに対し大阪市計画調整局は今後、法の目的に添って周辺の土地利用の変化を考慮しながら進めてまいりたい旨の答弁を行いました。 なお石川議員も都市計画公園の変更について大阪市のこれまでの対応の不備により市民との信頼関係が失われている事を厳しく批判し、今後関係者の意見を尊重しながら事業を進めるよう要請しました。
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