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住之江競艇ナイター開催問題で住民の声代弁を

財政総務委員会でわたし考一議員が関淳一市長を追及

わたし考一市会議員

2006年2月27日

 2月27日、大阪市議会財政総務委員会が開かれ、日本共産党のわたし考一議員は、住之江区の住民から提出された「住之江競艇ナイター開催に反対の意見書採択を求める陳情書」の採択を求めて質疑しました。

 陳情は、箕面市と府下16市がつくる競艇組合が実施しようとしている住之江競艇の夜間開催は、子どもの放課後の安全や地域住民の生活環境の悪化につながる重大な問題であり、住民合意も得られておらず、大阪市に対し、開催中止の態度表明をおこなうよう求めています。

わたし議員は、社会福祉協議会など大阪市の関連団体が競艇組合から多額の助成金を受け取っている事実を示し、この問題に対応する部局を明確にするべきだと指摘するとともに、「塾に子どもを通わせている親に不安が広がっている」「渋滞が夜まで続くのはがまんできない」など住民の切実な声を紹介し、開催そのものでなく、夜間の開催をやめてほしいという控えめな要求であり、住民の声を代弁するべきだと強調しました。関市長は、「交通、防犯など十分配慮するとしており、状況を見守っていきたい」などと答えました。

わたし議員は、住民が十分説明を受けられるようにするなど、大阪市としてやれる可能なことをやるべきだと重ねて強調しました。

陳情は、自民・公明・民主の与党が継続審議の扱いにしました。