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市は自ら掲げた目標に責任を持って公園整備の大幅予算増額を

江川議員が強く要望

江川繁市会議員

2007年3月5日


 五日、来年度予算を審議する文教経済委員会で日本共産党の江川繁議員は、公園緑地整備について質疑し、市の掲げる目標に見合う計画的な公園整備に責任を持つよう強く要望しました。

 江川議員は、大阪市自ら作成した「緑の基本計画」で、二一世紀中庸に市民一人当たり七uの都市公園等・緑地面積を掲げながら、現在四.一uにとどまっており、計算上は毎年一四.五ヘクタール増やさなければならないのに、来年度予算が、百十一億円の予算で十一ヘクタールを整備した〇三年度の約半分の五三億円と大きく減っていることを指摘しました。また、ゆとりとみどり振興局が掲げる来年度の経営方針に、昨年まで掲げていた数値目標が無くなっていることも指摘し、「市政改革マニフェスト」を自らないがしろにするものであり、公園整備に対する市の責任と姿勢を質しました。柏木助役は「都市公園整備は都市環境の改善に貢献するもの。重要な柱として位置づける。民間の力も借り努力する」と答弁するにとどまりました。江川議員は、他力本願でなく市が責任を持って公園整備を進めること、また数値目標が無くなっていることは、市長、助役の指導責任があると厳しく指摘しました。