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矢達議員が自転車駐車場条例改正で サイクルサポーターの充実を要望 |
矢達幸市会議員 2007年9月26日 |
9月26日の建設港湾委員会で日本共産党の矢達幸市会議員は、市が駐輪場を指定管理者に委託、管理者は料金を自由に設定できるとする条例改正について問題点を指摘し賛成できないと批判しました。 矢達議員は管理業者に駐輪場料金を自由に設定させる。そして利益を得た業者は市に利益の一部を上納する。業者選定の際に上納金の多い業者を判断するというやり方は、駐輪場で働く人たちに過酷な労働条件を押し付ける事につながる恐れがある。業者同士を競わせる方法は最善ではないと批判。市はどのような展望をもっているのかと質問。市は管理業者は駐輪場利用者のニーズにあった料金を自由に設定できる。これにより利用者が増え不法駐輪の減少につながる事が期待できると答弁。 矢達議員は大正区では日曜日は駐輪場が無料になるが不法駐輪は増加するという事態がある。市内の経験でも不法駐輪の解消に大きな力を発揮しているのは、サイクルサポーター、町会などのボランテァの力であり、この方たちを増員する事こそが一番重要な事だと指摘。また駅周辺の駐輪の大半は鉄道利用者であり鉄道各社は客の駐車場設置など責任を果たすべきである。東京都の豊島区では議会でJRや私鉄に対して放置自転車対策の「税」を徴収できる条例を決議し、JR,私鉄各社と議論を進め、駐輪場用地を提出させた。大阪市は財政難を理由に経費削減ばかりに走るのではなく、積極的に鉄道各社に働きかけてサイクルサポーターや駐輪場整備の費用負担、用地提出を求めていくべきだと強く指摘。さらに駐輪禁止区域は現在、鉄道周辺にされているが市内ではバス停留場周辺でも自転車が溢れている。こうした地域でも禁止区域の指定が必要だ。検討をすべきだと要望。市は今後の検討課題にしたいと答弁しました。
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