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旧ふれあい人権住宅の不法改造の是正を求める |
寺戸月美市会議員 2008年3月14日 |
3月14日、日本共産党の寺戸月美議員は、計画消防委員会で旧ふれあい人権住宅の適正な維持・管理を求めました。 寺戸議員は加島中住宅など旧ふれあい人権住宅の調査に基づき、もと地域人権協会会長ら関係者の部屋が、外壁をタイル模様に改造し、門扉やアルミ製の扉を設置するなど共用部分の廊下の不法占拠・占有の実態を示して、違法改修にあたるのではないか、大阪市が認めたのかと厳しく追及しました。 都市整備局は、現地を調査した結果、共用廊下の一部を占有している数か所の実態を確認し、「このような現状を把握していなかったことは、施設の管理者として誠に申し訳ございません」と謝罪し、「市営住宅の共用廊下に、門扉などを設け、独占的に使用することは、決して許されることではない。居住者に門扉など速やかに撤去し、現状回復をはかるよう、直ちに指導した。もし指導に従われない場合は、法的措置を取るなど厳しく対応していく。こういう事が他の団地にないかどうか、全団地を対象に調査し、同様の占有があれば、すみやかに是正に取組んでいく」と答弁しました。 寺戸議員は、今回のような状況は災害発生時にも問題になり、あきらかに不法占有・違法改修であり認める事はできないとし、旧ふれあい人権住宅の維持・管理については、一部特定の人を優遇しているような対応はやめ、公正・公平な運営を再度、強く求めました。 なお、旧ふれあい人権住宅の管理は、2006年まで大阪市人権協会に委託していましたが、2007年度からすまい公社に統合され、また市営住宅の共用部分は、入居者全員で利用する場所と、入居者に配布されている「すまいのしおり」にも記載されています。 |