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エレベーターの閉じ込め事故続発

再発防止対策強化を

計画消防委員会で江川議員が質問

江川繁市会議員

2008年6月24日

6月24日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党の江川繁議員は、頻発するエレベーターの閉じ込め事故について質疑を行いました。

大阪市は、エレベーター全保守点検会社に、過去5年間の閉じ込め事故原因と分析など報告を求めていました。それによると、過去5年間の閉じ込め事故225件の7割が電気系統や制御系統のエラーによる作動によるもので、6月から各社別の閉じ込め件数、閉じ込め率を公表しています。(江川議員提出資料、PDF)

江川議員は、各社別のエレベーター保守点検台数と閉じ込め件数の資料にある発生状況の違いを照会し、保守点検方法等で、閉じ込め事故ゼロは十分可能ではないかと指摘。また、1月25日の当委員会で局長が「できる限りの努力で少なくする」と決意したにも関わらず、4月から6月わずか3ヶ月で6件ものエレベーター閉じ込め事故が頻繁におこっていることの責任と今後の対策について質問しました。

平松市長は、「どんなに小さいエレベーターでも、全部公表し、数字に残し、メーカー側、メンテナンス側がきっちり自助努力、管理運営し、事故が最大限減少できるように、各保守点検会社に指導を行っていく」と答えました。

江川議員は、命の安全にかかわる問題であると同時に、バリアフリーの街づくりのキーポイントである。具体的、抜本的対策を進め、二度とエレベーター事故が起こらないよう要望しました。