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市営住宅の外壁剥離落下事故 補正予算など抜本的対策を 計画消防委員会で江川議員が要求 |
江川繁市会議員 2008年6月24日 |
6月24日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党の江川繁議員が、市営住宅の外壁剥離、落下事故について質問しました。 5月14日(巽住宅)5月26日(鶴町住宅)6月13日(池島住宅)と立て続けに、危険なモルタルが落下する事故が起きています。 大阪市は、全市営住宅1,973棟中、巽住宅と同様のモルタル仕上げを行い、1988年以前建設で外壁の補修から10年以上経過している住宅748棟を点検した結果、329棟が落下の可能性があることが判明し、8月までに応急補修を行うこと。43棟の保育所併設市営住宅のうち、特に危険な泉尾第2住宅、中津住宅、古市中第3住宅の3棟については5月に補修を終え、16棟は6月中に応急補修を完了すると説明しました。(資料 :応急補修対応住宅一覧表.PDF) 江川議員は、池島住宅に調査に行き「ドーンという音がして物干し竿が落ちたのかと思った」「命に関わることだから、しっかりやってほしい」という保育所関係者の不安な声を紹介し、子供や市営住宅入居者などの安全に関わる問題なので、早急に対策を講じるべきだと主張。 龍野課長は「保育園併設のアクリルや塩化ビニールのひさしにネットをかけて、落下物の貫通防止対策を実施している」と答弁にとどまりました。 江川議員は、補正予算措置も含めてオール大阪として、抜本的対策を考える問題だと、市長に見解を質しました。 平松市長は、「小さいお子さんがいらっしゃる保育所の安全という部分で、あってはならない事」だとし、「補正予算を含み全面的に取組むべきだが、まだ20年度始まったばかりなので、補正予算を組むまでにはいたらない。現時点で329棟で確認できているクラックをまず補修し、再発予防、安心して暮らせるように、全力をつくしていきたい」と答えました。 江川議員は、人命に関わる事であり、市長も現地視察するなど市民の目線で抜本的な解決を重ねて要望しました。 |