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187mの超高層ビル化反対と 大阪中央郵便局の保存を江川議員が主張 |
江川繁市会議員 2008年12月5日 |
12月5日、2008年度第3回大阪市都市計画審議会が市役所で開かれました。日本共産党の江川繁議員は、大阪中央郵便局の都市計画について反対の意見を述べました。 江川議員は、平松市長が11月に出した「『元気な大阪』をめざす政策推進ビジョン」」の中で「『文化』『環境』のまちづくりを進めます」と明言している事と、今回の都市計画案件とは二律背反に陥っているのではないかと指摘。以下3点の理由で大阪中央郵便局の存続を求めました。 1939年、吉田鉄郎氏の設計で建設された大阪中央郵便局は、世界に誇れる文化的歴史的価値ある建築物で、江川議員は@ワルシャワが第二次世帯大戦でヒットラーに破壊された建築物の再建や、21世紀の世界の街づくりの流れは、イタリヤのボローニヤ方式としていわれる「保存こそが革命」だと言われていることを紹介し、歴史や景観を守るべきだと主張。A環境先進都市をめざす大阪市が、地球温暖化、ヒートアイランド現象など環境が大問題になっている時に、高層ビル建設でCO2増加や風害の発生は世界の流れに逆行する。B9月15日、アメリカのリーマン・ブラザーズが破たんしてから世界中が同時不況となり、どのような経済を歩むか模索している中で、これ以上高層ビルを建設してもテナントの入居すら確実ではないと、経済的な問題も指摘し再検討を要請しました。 |