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住民の声を聞き、桜ノ宮駅前の総合的な街づくりを 上野議員が強く要望 |
上野とき子市会議員 2009年10月1日 |
日本共産党の上野とき子大阪市会議員は、10月1日公営準公営決算特別委員会で、JR桜 ノ宮駅北部の職員研修センターなど水道局の資産である未利用地の売却について質疑し、「売却は中止し、市民の財産を生かした総合的な街づくりをすすめよ」と要望しました。 上野議員は、平成20年3月に計画調整局が「JR西日本など関係機関と連携しながら検討する必要がある。関係局と協議しながら職員研修センター用地を含めた北部全体で必要な都市基盤や都市機構あるいは開発手法などについて検討していきたい」と答えており、その答弁を今回覆して市民の財産を勝手に売却するのは許せないと厳しく指摘、「水道局は充分剰余金もあり今売らなければならない状況には全くない」と当局に迫りました。 また、上野議員は、「桜ノ宮は、春の桜、夏の天神祭とたくさんの観光客で賑わう街である一方で、40年、50年放置されたままの未利用地が契約管財局の分も含めて約3,000坪あり街の活性化が急がれる」と指摘したうえで、「市営住宅や老人ホーム、防災公園、など住民の要求をよく聞き、市民の財産である広大な土地を生かした専門家なども入れて総合的な街づくりをすすめるよう」強く要望しました。
※職員研修センター用地の都島区中野町一帯は、明治28年に通水が開始された際の浄水施設として、桜の宮水源地が置かれていた場所です。淀川貨物駅や水道局桜ノ宮倉庫などに利用された後、大阪市水道局互助組合の事業として厚生施設である桜の宮会館(後に水桜会館と名称変更)が開設されプールやテニスコートも整備されました。しかしながら、職員の厚遇問題にかかわる福利厚生制度の改革の取組みを受け、水桜会館における職員の福利厚生目的としての機能は平成17年9月末をもって廃止。現在大阪市は、職員研修センター用地(7061u)を処分検討地として平成22年度中を目途に早期売却するとしています。 |