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住環境整備エリアにパチンコ店の建設を認めるな いなもり豊議員が陳情採択を主張 |
稲森豊市会議員 2010年2月22 日 |
2月22日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党のいなもり豊議員は「パチンコ店建設に反対する陳情書」の採択を求めて質疑をおこないました。 稲森議員は、当該地域が大阪市の街づくりの基本方針である総合計画に、住環境整備エリアと位置づけられ、良好な居住環境推進地域と明記されており、今回のパチンコ店建設はこれに逆行すると指摘しました。 理事者は「住環境整備エリアは、住機能だけを重視するものでなく、多様な機能を導入するもので、都市居住の享受という観点から見ると、パチンコ店のような娯楽施設は、住環境整備エリアの方向性と矛盾するものではない」と強弁、また「パチンコ店の進出は地域との共存共栄という意味で、周辺に与える影響を最小減におさえる」などと答弁しました。 これに対し、いなもり議員は「パチンコは、今や娯楽の域を超え、ギャンブル化しており、世界的に見てもパチンコを公然と容認しているのは、日本とグアムぐらいで、韓国では全面的に禁止されていること、パチンコ業界のギャンブル依存症研究会もギャンブル化に伴う様々な病理現象の解決には、行政の規制しかないと表明していることなどを紹介し、大阪市の不見識な態度を厳しく批判しました。 日本共産党は陳情書の採択を主張しましたが、多数決により継続審議扱いとなりました。 |