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江川議員が文教経済委員会で 緑と公園整備の大幅な推進を求める |
江川繁市会議員 2010年3月12日 |
3月12日、来年度予算を質疑する文教経済委員会で江川繁議員は、市の公園・緑化事業をとりあげました。 江川議員は「21世紀は環境の世紀」であり「環境先進都市」をめざす大阪市にとって、緑と公園の拡充は最重要施策にもかかわらず、この間、公園事業費が大きく減り続けている事(資料)を指摘し、21世紀中庸に、市民1人当たり7uの公園面積を目指す「緑の基本計画」との関係について質疑しました。現在1人当たり4.1uで、しかも約5年間実質増えていない現状があり、その中で目標を達成できるのか、市の見解を質しましたが、当局は、「経済状況が変化していることから、整備状況は見通す事が出来ない」と答弁しました。江川議員は、計画倒れであるときびしく指摘しました。 また、単純に計算すると毎年約15ヘクタールの公園整備をする必要があり、この数年間は約3ヘクタールのペースであり、計画達成には現在の5倍の予算が必要になると指摘し、当局の見解を質しましたが、「緑の空間を確保していくことは必要と考え、施策を展開していく。公民協同して確保していく」と答弁。江川議員は、市は公園整備の大切さは認識している とのことであるが、5倍6倍の予算が必要な中で減額している事は、全く達成する気がないと言わざるをえないと厳しく批判しました。また「緑の基本計画」達成に何がネックになっているか、丸岡局長に質しましたが「厳しい予算の中、限られた条件の中でどう確保しいてくかが課題」との答弁でした。 江川議員は、市長に対し「緑の基本計画」が達成できるのか、見解・決意を質しました。平松市長は「極めて厳しい財政状況の、緑の空間の整備を着実に進め、市民とともに花と緑豊かなまちづくりを進めていく」との答弁にとどまりました。江川議員は、厳然たる予算の数字を見て、しっかりと整備を進めていく事を強く要請しました。 |