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あいりん地域を、普通のまちにしよう

尾上康雄市会議員

2010年3月11 日

3月12日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の尾上やすお議員は、あいりん地域のまちづくりについて質しました。

 大阪市は2009年9月から11月末にかけて、日雇い労働者が集まる西成区のあいりん地域の路上で営業する屋台を撤去し、一時的な囲いで小学校周辺の道路に違法屋台が再建されないようにしています。来年度の計画調整局予算には、環境改善などを解決するために地域の自主的なまちづくりの支援として200万円が計上されています。

尾上議員は、小学校PTAや連合振興町会、NPO法人なども参加している萩之茶屋小学校・今宮中学校周辺まちづくり研究会の「まちづくり新聞」(資料)で、今後、小学校や三徳寮の塀に子どもの絵とプランター、情報掲示板など組み合わせた塀を検討していることを紹介しました。

その上で尾上議員は「あいりん地域の環境改善に関する支援業務200万円」の具体的な内容について質問しました。

計画調整局は「地域の環境改善や安全安心な街づくりを永続的に進めていくためには、わが町意識を持った地域の方々、自らの取り組みにより実現が可能になると考えている。地域の動きを見ながら、来年度、地域の自主的な街づくりをサポートするため、街づくりの専門家の派遣を行う」と答弁しました。

尾上議員は、あいりん地域では、子どもから大人まで安心して住めるまちにするために、様々な団体が枠を超えて協力し、本当に地域を良くしようと運動が進んでいる。西成区のあいりん地域の環境改善を市民協働で進めるよう強く要望しました。