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寺戸議員が 「大淀南2丁目地区地区計画に関しての陳情書」 の採択を主張 |
てらど月美市会議員 2012年9月19日 |
大阪市会計画消防委員会が19日開かれ、日本共産党の寺戸月美議員が「大淀南2丁目地区地区計画に関しての陳情書」の採択を求めて質疑しました。 陳情書は、大淀南2丁目地区地区計画B地区の病院建設について@地区計画の変更手続きの取り下げることA事業主がマンション住民に謝罪することB病院の立地の説明会を始めることを求めています。 大阪市は2010年9月に、事業者から大淀南2丁目地区計画のB地区について、病院の誘致の相談を受けました。2012年5月10日、事業者は、4月11日のマンション管理組合理事会で地区計画変更の説明をし、特に意見もなく合意されたとご報告を受けました。その後、大阪市は、健康福祉医療機能を位置づけるなどの地区計画決定の変更手続きを進め、5月25日から6月8日まで都市計画地区計画原案の縦覧、5月25日から6月15日まで、地区内地権者に対する地区計画変更の原案の縦覧及び意見聴取を行なわれました。6月11日、マンション管理組合は、新たな問題を生じかねないと危惧される地区計画の変更は必要ない。現状の地区計画のままでいくべきと市長宛に反対の意見書が提出しました。 寺戸議員は「そもそも公平公正な立場であるべき大阪市が、住民の意見も聞かずに、事業者の住民合意はできたという意見のみを信用し、変更の手続きを進めたところに問題がある」と厳しく指摘。 寺本課長は「今後、地区内地権者の方の理解が深まるよう、引き続き、事業者に指摘するとともにその推移を見守りたい」との答弁に留まりました。 寺戸議員は、住民の合意が得られるように、業者に説明責任を果たすように指導を強く求めました。 陳情書の取り扱いについて、日本共産党は採択を主張しましたが、多数決により継続審議となりました。 |