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都市計画審議会で意見表明

尾上議員が東横堀公園の全体整備を

寺戸議員が容積適正配分の問題点を指摘

てらど月美・尾上康雄市会議員

2012年10月10日

10月10日、大阪市都市計画審議会から開かれました。日本共産党の尾上康雄、てらど月美両議員が、高麗橋地区地区計画について質疑しました。

高麗橋地区地区計画は、中央区高麗橋1丁目及び今橋1丁目の株式会社日本経済新聞社高麗橋ビルと駐車場の0.5ヘクタールを容積適正配分型地区計画を適用して、良好な市街地環境の形成を図り、日経ビルにオープンスペースの確保や緑化など公共貢献を求め、東側の東横堀公園や東横堀川に向って一体性のある開放感、にぎわい、うるおいの空間を整備するというものです。

 てらど議員は、容積適正配分型地区計画とはどのような効果があるのか質問しました。

担当幹事は「メリハリのある良好な市街地環境の整備ができる」と答えました。

 てらど議員は「極めてミクロな計画で、周辺地域とのマクロな整合性が不明で、計画内容は土地利用や街づくりにとって、有益で問題がないものと思えるが、反面、開発者にとって、土地の有効利用や今後の会社の経営利益という点でも、大きな開発利益をもたらすものだ」と問題点を指摘しました。

 尾上議員は、株式会社日本経済新聞社ビルと駐車場までの地区計画に加えて、東横堀公園、東横堀川まで含めた地区計画の方が、一体性のある空間整備がされ理想的であると意見を述べました。