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淀川貨物線跡地 区民の憩いの場に 小原市議 売却やめ整備要求 |
こはら孝志市会議員 2014年12月16日 |
日本共産党の小原孝志大阪市議は16日、市議会建設消防委員会で、JR大阪環状線・京橋駅に近い大阪市都島区内の淀川貨物線跡地の利用について、売却せず、区民の憩いの場として公園緑地を整備するよう求めました。 同貨物線は1982年に廃線となり、その跡地を大阪市が91年から93年にかけて取得。その後、20年以上放置され、近隣の学校の立替工事に伴う仮設校舎や駐輪場、駐車場に一部暫定利用されていますが、活用方法は決まっていません。 小原氏は、公園緑地の整備を望む住民の陳情に言及。他都市と比べても大阪市は絶対的に公園の数、面積が不足していると指摘し、「快適な緑道、公園、スポーツが出来る広場を望む都島区民の声は切実だ」と強調しました。 その上で、跡地を仮に売却したとしても多額の売却差損が出てそのすべてが大阪市の負担となり「何のための取得だったのかとなる」と指摘。「緑豊かな環境の充実、防災対策、にぎわいの街づくりを進めるため整備すべきだ」と求めました。 (2014年12月18日付しんぶん赤旗) |