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医療法特例の活用など、あらゆる手だてで 一刻も早く、総合病院建設で約束を果たせ 民生・保健委員会で小南かおる議員 |
小南かおる市会議員 2005年10月11日 |
日本共産党の小南かおる議員は11日の大阪市議会民生・保健委員会で、「南港ポートタウン(住之江区)に総合病院の建設を求める」陳情採択を求め質疑しました。 これは、総合病院もある未来都市・南港ポートタウンのキャッチコピーで大阪市が1979年から売り出したもの。ところが、大阪市は国の「過重病床規制」を理由に建設計画を現在まで28年間放置してきました。 小南議員は、病院がないために死に直面する経験をした住民からの1通の手紙を紹介し、「28年4半世紀もの永きにわたって、多くの住民は不安をかかえたままで暮らしている。入居時には30歳代の方々がもう定年を迎える。本当に建てる気があるのか」と批判、「あと4半世紀待てと言うのか、もう住民は限界にきている。病院の移転待ちだけの今までのやり方では実現しない。新たな誘致方法を検討して実行すべき」と質しました。 小南議員は、「厚生労働省からは、医療法特例で可能性がある、との答弁をもらっている。住民の命を守るのが行政の責務。実現への間口を広げあらゆる可能性に手だて尽くすことが住民への誠意。決断の時」と市長や所管局に迫りました。 市当局は「病院誘致に努力する」とのべるにとどまりました。 陳情は、日本共産党だけが採択を主張、自民・民主・公明など多数によって継続審議に。
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