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保険でよい歯科医療をすすめ からだと心の健康を |
井上ひろし市会議員 2007年9月25日 |
日本共産党の井上ひろし なお、意見書は、日本共産党が議決を提案し、他会派との協議を経て28日本会議に上程、全会一致で可決されました。 井上議員は、厚生労働省の調査結果から、歯科医療が抑制され、歯科診療報酬も後退の一途であるとのべ、その結果、世界に誇る技術を有する歯科技工士の離職率が7割、また、3割の歯科医院で衛生士さんが雇用できない経営状態に追い込まれていると告発しました。 井上議員は、身体と歯の関係について東京都老人総合研究所の資料などを示し、「歯の健康は全身の健康と切っても切り離せない」と指摘。現代の高校生の歯と心の関係調査も紹介し「ムカツク、キレ易いといった困難を抱えている生徒には、歯と食の面から問題があると言われている」とのべ、「まさに口の中と言うのは生活そのものが現れる」と全身の健康の入り口であることを強調しました。 井上議員は、国の医療「改革」によって患者さんが、お金があるか、ないかによって医療を選択する権利が制限されていることに言及。歯科医療において、インフォームド・チョイス、説明と選択が大事であると語り、「患者さんにとって、どういうサービスが一番必要なのかを、よく話し合って、本当に必要なサービスをお互いの合意のもとに選択する。そうしてこそ効果がでてくる」と、医療抑制をすすめ、受診する権利を奪う国の医療制度をきびしく批判し、保険での歯科医療の拡充の必要性を訴えました。
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