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はせ議員 国保料引下げ要求 高すぎるから払えない |
はせ正子市会議員 2007年10月19日 |
日本共産党の、はせ正子大阪市議は十九日の市議会民生保健委員会で、国民健康保険料の引き下げや減免制度の拡充などを求めた請願について、「引き下げてほしいという切実な願いが市民の間に渦巻いている」として採択するよう迫りました。 請願は、民主団体などでつくる「大阪市をよくする会」が三万八千人分を超す署名を添え提出していました。 はせ市議は、「これ(国保料が二〇〇五年度から今年度で約二・六倍化したこと)こそウナギのぼりの値上げ。市政のデタラメの現れ」「苦しくても支払ってきたが、衣食はこれ以上節約できないほどの、どん底生活」といった市民の切実な声を紹介しました。 同市の調査によると、未収者の約四割が納付する意欲があるにもかかわらず、失業や疾病、営業不振などによる生活困難で支払えず、また、被保険者の六割がなんらかの軽減措置を受けています。 はせ市議は、「払えない国保料にしたことが間違いのもと。国保料の引き下げが収納率を上げることにつながる」と訴え、国保料の一人一万円の値下げを求めました。 同市健康福祉局生活福祉部保険年金担当の廣田邦男課長は、「効率的、効果的運営に努めて徴収率向上に全力で取り組む」などと答えるのみでした。 請願は自民、公明、民主各会派の多数で継続審議となりました。
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