大阪市は三十一日、親が国民健康保険の保険料を払えないため国保証を取り上げられ、資格証明書が発行されている世帯の中学生以下の子どもへの資格証を発行しないことを決め、十一月中旬から実施するとしています。日本共産党の北山良三大阪市議に市が伝えてきたものです。
北山議員は、九月十一日の議会質問で、大阪市の国保資格証の発行は、一万七百二十五世帯で、うち、中学生までの子どもが七百四十八人含まれているとして、「子どもから国保証を取り上けるな」と強く要求。平松邦夫大阪市長が「検討させてほしい」と答弁していたもので、市民の運動と日本共産党議員団の要求が実ったものです。
(「しんぶん赤旗」2008年11月1日付)
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