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大阪厚生年金病院を守れ

清水議員が陳情採択求める

清水ただし市会議員

2009年5月22日

 5月22日に開かれた大阪市会民生保健委員会で、日本共産党の清水忠史議員は、大阪厚生年金病院の存続・充実を求める陳情書の採択を求めて質疑に立ちました。

 社会保険庁が今年中に解体され、大阪厚生年金病院が現在移管されている「年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)」についても来年9月に事業期限が終了することから、法改正も含めた受け皿をどうするのかは、日程的にも差し迫った状況となっています。

 清水議員は、平成17年に大阪厚生年金病院の売却・廃止が打ち出されて以降、大阪の守る会が、病院と協力して12万筆を越える存続署名を集めただけでなく、湯布院や高知、湯河原、東北など、全国の厚生年金病院を守る会とも連携し、存続運動全国連絡センターを発足させ、毎年国会要請を行っていることを紹介。

 さらに、「自分や家族の命が助けられた大事な病院」「社会保険庁の不祥事と年金病院の問題は切り離して考えて」「院内学級があるので子どもが進級できた」「病院で一生懸命働いている医師や看護師の姿を見てほしい」など、患者さんや地域住民の切実な声を紹介しました。

 清水議員は、「厚生労働大臣が厚生年金病院の譲渡について地元自治体の意見を聞くことを指示している。いまこそ、大阪市が国に対し、大阪厚生年金病院を引き続き国の責任において存続させるよう、意見書を出すことが、存続を願う患者さんや地域住民の願いにかなうことになる」と述べ、陳情の採択を求めました。