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公的な医療機関設置を 尾上・大阪市議 住吉病院閉鎖で迫る |
尾上康雄市会議員 2017年5月19日 |
尾上議員は、民間病院の撤退で一番大きな問題は、住吉市民病院が担っている医療機能が引き継げないことだと強調。府市共同住吉母子医療センターはあくまでも高度医療を提供する病院であり、住吉市民病院が担ってきた社会的リスクが高い医療、福祉的医療の機能が失われ、医療空白が生じると指摘し、「未受診妊婦の受け入れと、重症心身障害児の短期入所事業についての医療継続はできない」と主張しました。 尾上議員は、吉村洋文市長が、民間病院が引き継ぐことになっていた病床数100床について、「受け皿がない段階で厚労省も通るはずがない」「100床は無しにする」としていることを批判。「大阪市自らが受け皿を引き受けるという選択肢を全く除外して、厚労省が認めないから100床は消えた話だというのはまったく無責任だ」とのべ、「行政として、公的に担うという決意を出発点に、地元医師会、地域住民の声に誠意をもって対応することが求められている」と指摘しました。 (2017年5月20日付しんぶん赤旗) |