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職員の「カラ残業」問題を質疑 「サービス残業」の実態調査を主張 財政総務委員会で瀬戸一正議員 |
瀬戸一正市会議員 2004年11月29日 |
11月29日に開かれた大阪市議会財政総務委員会で、阿倍野区役所の職員が「カラ残業」の形で超過勤務手当てを受け取っていたとマスコミが報じた問題が議題となり、日本共産党の瀬戸一正議員が、当局の姿勢をただしました。 瀬戸議員は、今回の問題は市民には説明できず、改めるべきことは改めなければならないが、実際に時間外に働いても超過勤務手当てが措置されていない実態もあるとした市役所労組の見解を紹介。「サービス残業」もあるのではないかと質問しました。理事者は「調査をおこなう」というだけで、サービス残業についての答弁をさけました。 また、瀬戸議員は、「定時出退庁の人はほとんどいません」「仕事に見合う要員の配置がない」「土日や休日も出勤せざるをえないのに、実態に見合った超勤手当ても出されていない」「予算がないので、自己規制がはたらいて休日出勤しても届けていない」など、労組員から出されている声を紹介。大阪市職員のなかでも精神疾患や在職死が増えており、厚生労働省が通達を出さなければならないほど、サービス残業問題は深刻であり、使用者である大阪市として実態を調べるべきだと強調しました。
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