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ヤミ専従問題で質疑 交通水道委員会で姫野浄議員 |
姫野浄市会議員 2005年7月7日 |
大阪市会交通水道委員会が7日開かれ、交通、水道両局長から「時間内労働組合活動として条例上認めがたいものが、交通局1,586時間、水道局で881時間(本年1月から4月の間)あったので給与の返還を求め、職員の処分を実施、また条例を改めていく」との報告がされました。 日本共産党の姫野浄議員は「水道労組役員の組合活動は、勤務時間の47,6%と高く専従に近い状態だ」として「組合のあり方が厳しく問われている」と指摘しました。水道局は「これまでの悪しき労使慣行を抜本的に見直す」と答えました。 また姫野議員は交通局について「組合本部役員、支部役員に選出されると、交通局長が厚生委員か職場安全衛生委員に任命し、本来業務から離すという余りにも乱暴なやり方が行われてきたが、これがヤミ専従の温床となっている」と追求しました。 これに対し交通局は「両委員は所属長の補佐となって職員の安全や健康管理などに役立ってきた。8月から一本化し続けていく」と答え、当局が労働組合の自立へ干渉してきたことへの反省や「ヤミ専」の根本を正す態度は全くみられませんでした。 姫野議員は「いま自治体の労働組合は、労働者の生活・権利を守ることと市民の利益を守ることを統一して運動してこそ市民の信頼が得られる」と述べ市関係労組の奮闘を呼びかけました。
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