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市長を先頭になれあい運営から脱却し、公正を貫くべき

財政総務委員会で瀬戸一正議員が関市長をただす

瀬戸一正市会議員

2006年3月17日

3月17日にひらかれた大阪市議会財政総務委員会で、日本共産党の瀬戸一正議員は、「職員等の公正な職務の執行の確保に関する条例案」にかかわって質疑しました。

瀬戸議員は、職員への議員からの不当な要求への対応については、大阪市には深刻な歴史があるとし、かつての公金詐取事件や現職市会議長が競争入札妨害で逮捕された事件などをあげました。また、行政の公正がゆがめられてきた例として、「窓口一本化」など同和行政の弊害も重大だと指摘しました。

瀬戸議員は、職員への議員の要求等を記録するのは当然だが、市長をはじめ幹部職員が公正をつらぬくことが基本だと強調。マスコミの情報公開で、4局、6区役所の約400件の議員からの要求が公開されたが、それだけしが残されていないのは不自然で、つごうの悪いことは記録しないという行政の体質があり、議員の不当な要求に迎合してきた幹部職員がいるから問題がたえないと批判しました。「記録をとるだけでは一掃できない。市長を先頭になれあい運営から脱却し、公正を貫くことを第一にするべきだ」との瀬戸議員の主張に、関市長は「公正な職務の執行に全職員があたるのは当然のこと」などと答えました。

さらに瀬戸議員は、大平光代前助役が、一部議員の悪しき口利きを利用して議員を「改革抵抗勢力」などと言いたて、議会の口をふさぎ、議員定数削減の大幅削減を主張しているのは大問題だと指摘しました。