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稲森豊市会議員

2008年9月16日

9月16日、大阪市会財政総務委員会がひらかれ、日本共産党の稲森豊議員は、大阪市の裏金問題で平松邦夫市長をただしました。

 大阪市では、9月3日、北区など5区で新たに裏金が見つかり、東住吉区では調査担当者らが虚偽報告や隠蔽工作をしていたことも判明。6月の裏金問題最終報告のあと、新たな裏金報告はこれで3度目です。

 稲森議員は、これまで何度も裏金が発覚し、最終的な報告の後にも新たな裏金が発表されたことは非常に深刻だときびしく指摘。平松市長にその認識をただしました。市長は、再発の防止へ全職員から二度とおこさないという誓約書の提出を求め、会計制度の改革など再発防止の対策をとるなどと答えました。

 また、稲森議員は、市民の目線で市政を刷新することが重要であり、その点で、さる9月11日の計画消防委員会で、阿倍野再開発事業にかかわって「平松市長の議会答弁の履行、並びに阿倍野再開発事務所職員のコンプライアンス逸脱の究明を求める陳情書」が市民から提出されたが、市も市長も事実の究明すら拒否する結論を出したことは、一方でコンプライアンス遵守を言いながら他方でこれを否定する首尾一貫性の無い態度であり、市長のコンプライアンス改革の真剣度を疑わざるを得ないと指摘。平松市長が市民の目線を貫くよう強く求めました。