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下田敏人市会議員

20003年6月25日

大阪市議会財政総務委員会が25日ひらかれ、日本共産党の下田敏人議員が、元大阪市会議長の改発康秀市議(平野区)が平野区の特別養護老人ホームの建設費の中から8、699万円を受け取っていた問題について質疑。真相究明のために市議会に調査権限をもつ百条委員会の設置を提案しました。
 下田議員は、政治資金規正法は政治家個人への寄付を禁止しているとのべ、今回の金銭授受は「政治活動資金として使ってください」と数回に分けて金が渡ったと報道されていると指摘。改発議員が受け取った8,699万円を今年三月に修正申告したことは、刑事訴追を逃れるために個人所得として税金を納めたと受け取れるとのべ、市としても議会としても真相解明が求められると強調しました。
 磯村市長は、「報道の通りなら金の流れは不可解だ」とのべましたが、大阪市の権限は社会福祉法人まででそれ以上の権限はないとこたえるにとどまりました。
 下田議員は、「大阪市の特別養護老人ホームの補助金にかかわる問題であり、百条委員会をつくって究明すべきだ」と提案しました。