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大阪市議会の各派幹事長会議が２６日開かれ、自民、公明、民主の与党会派は、「７月11日にシカゴの賓客をむかえるので、なかったら恥ずかしい」「国の法律もでき、地方の議会でもやっている」などのべ、日本共産党の反対を押し切って、市議会本会議場の議長席の後ろに、「日の丸」と大阪市の旗を立てることを決めました。
この問題をめぐっては、１５の団体・労組が、「日の丸」の掲揚は「歴史の教訓に学ばず、民主主義の原則に反するものであり、市民の感情に対する配慮を欠き、人権を傷つけるもの」などと市議会議長や各会派に申し入れるなど、市民の反対の声が高まっていました。
また、幹事長会議では、日本共産党の下田敏人幹事長が、元大阪市会議長の改発康秀市議（平野区）が平野区の特別養護老人ホームの建設費の中から８６９９万円を受け取っていた問題について、真相究明のために市議会に調査権限をもつ百条委員会の設置を提案しました。与党会派は、「もうすこし様子を見させてほしい」との態度を表明しました。 |
