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米戦艦カウペンスの入港しようとしている問題で磯村市長に

「きっぱりした態度を取るよう」に求めて

建設港湾委員会で石川莞爾議員

石川莞爾市会議員

2003年5月26日

 26日、大阪市会建設港湾委員会が開かれ日本共産党の石川莞爾議員が、米戦艦カウペンスの入港しようとしている問題で磯村市長に「きっぱりした態度を取るよう」に求めて質疑しました。

 石川議員は、港湾法が地方自治体に港湾管理に関して強い権限を与えていることを明らかにし、今回のカウペンスがイラク戦争での無法な戦闘に加わっていた戦艦であることから、テロリストの「標的」とされている可能性が高いことを指摘。「今の時期に、乗員の休養や親善を理由に入港することを市民は認めない。入港の許認可権は港湾管理者にあることは明白、神戸港では米戦艦の入港を拒否している」として、市長が入港拒否のきっぱりした態度を取るよう要求しました。

 磯村市長は、「安保条約や地位協定は誠実に守られていると考える」などと従来と変わらない国追随の態度を表明、石川議員は「この五月、平和利用の議決が無い小樽港でも米戦艦の入港を拒否している。入港申請は、まだ出されていない。市長は態度を改め自治権を行使するべき」と強く主張しました。