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橋下氏の市政私物化追及 大阪市議会委で小川議員 |
小川陽太市会議員 2013年11月8日 |
日本共産党の小川陽太大阪市議は8日、市議会決算特別委員会で、橋下徹市長の「大阪都」構想と市政私物化を追及しました。 小川氏は、橋下氏が「大阪都」で実行を目指す「成長戦略」は、カジノ誘致などの呼び込み型、供給サイドの経済政策で「何の目新しさもない」と指摘。大阪経済が再生できるかどうかは、統治の仕組みの問題ではなく政治の中身の問題だと述べ、内需喚起政策への転換を求めました。 その上で、橋下氏が導入した公募区長は当初目的に掲げていた「住民のニーズを汲(く)む」どころか、幼稚園の民営化など市長の方針をいかに浸透させるかという役割しか果たしていないと指摘。「今の制度では市長の部下。住民代表にするなら公選にしなければいけない」と開き直る橋下氏に小川氏は「市長自身が住民の声に耳を傾けないから自治が進まないだけだ」と述べました。 また小川氏は、市長特別秘書が選挙のたびに休職し、「維新の会」の選挙活動を行っていることを告発。橋下氏は「選挙期間中、休職させるほうが政治と行政の分離の徹底になる」と開き直りましたが、小川氏は「結局、私設秘書を特別秘書にスライドさせて、市民の税金で日常的に維新の会の橋下徹代表をサポートする仕事を担わせているだけではないか。市政の私物化だ」と批判しました。
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