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水道局に対する府労委の救済命令についての

岩崎議員の意見表明

岩崎けんた市会議員

2015年1月30日

写真日本共産党からも、この中労委への再審査の申し立てについて意見表明をさせていただきます。

 この1月27日付けで、大阪府労働委員会は、水道局が水道労組とお互いの信頼関係に基づいて締結していた便宜供与等の労働協約を一方的に廃止したことは、労働組合法で禁じられている不当労働行為にあたるとして、救済命令を出すと共に、同様の行為をくり返さないむねの誓約文を手交するよう命ずる明確な決定をいたしました。

 およそ、日本国憲法はじめ、関係法令を、誰よりも真摯に守るべき地方公営企業体たる水道局が、不当労働行為を働いたとして、その救済の申し立てを起こされること事体 あってはならないことです。にもかかわらず、このような決定を受けることになった訳です。

 命令にあるように、二度とこのような事はくり返さないとの深い反省の上にたって、ただちにこの命令に服することが当然のことです。

 ところがこともあろうに、これを不服として、中労委にまでもちこもうという訳です。もっての他と言わなくてはなりません。文字通り、恥の上に恥を重ねるようなものではありませんか。

 以上、中労委への再審査の申し立ては、断じて認められないという事を強調して意見表明といたします。