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関市長にコンプライアンス(法令遵守)を云々する資格はない

わたし考一議員が市議会委員会できびしく追及

わたし考一市会議員

2007年10月19日

10月19日、大阪市会財政総務委員会が開かれ、日本共産党のわたし考一議員が、様々な違法、脱法行為で大阪府から指導を受け、18日には定員増の取り消しと2659万円の補助金の返還命令がだされた「学校法人大阪初芝学園」理事長・椋本彦之氏が大阪市の要職についている事について、月の委員会にひき続き解任を求めて質疑をおこないました。

 わたし議員は、關市長が月の市政改革特別委員会で、「今、大阪府が調査をおこなっており、結果をみて判断したい」と答弁しており、最終判断ともいえる結果が府からだされた事を指摘。椋本氏への対応を質しました。

 理事者は、同氏から辞任の届けがでている事を明らかにし、手続きをへて退任してもらうと答弁。わたし議員は「市長には任命責任がある。もともと椋本氏は大阪初芝学園において不当労働行為で労働組合から訴訟をおこされていた人物であり、市長は任命した責任をとる事が必要。辞任の届けは受理せず、解任をするのが当然だ」と強調しました。

京極務経営企画監は、「自らご判断いただくことが望ましく、この考えに沿って辞職手続きを進めている」と答弁したため、同議員は「關市長の水準がとわれる。市長にコンプライアンス(法令遵守)を云々する資格はない」ときびしく批判しました。