title

余った予算は返すという当然の原則に立つべき

わたし考一議員が裏金問題で市当局をきびしく追及

わたし考一市会議員

2008年6月26日

 6月26日の大阪市会財政総務委員会では、日本共産党のわたし考一議員が、稲森豊議員に続き、大阪市の裏金問題で市当局を追及しました。

大阪市は、今回の裏金問題の背景に、予算は使い切るものという発想が職員の中にあったとし、こうした発想を変えるため、年度内に残金を戻し入れれば次年度に上乗せするインセンチブ制度を導入することを、改善策として打ち出しています。

わたし議員は、予算が余れば返すというのが市民的な常識であり、このようなインセンチブ制度は、いわば公認の預け金制度を作るようなものだと厳しく批判。職員の意識改革というなら、余った予算は返すという当然の原則に立ち返る意識改革こそ必要だと強調しました。

また、わたし議員は、予算執行のムダをなくすためには、小さなムダをなくすことも大切だが、最大のムダである大型開発にメスを入れることこそ必要であると指摘。無人の人工島へのトンネル建設など、大きなムダづかいを見直さない市政を批判しました。