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経費削減素案の撤回を

山中議員が文教経済委員会で質疑

山中智子市会議員

2008年10月7日

 10月7日の文教経済委員会で山中智子議員は「経費削減素案」について質疑しました。

 山中議員はまず、本来経費の問題とは関係のない、教育的な見地から行う小規模校の適正化という施策が「経費削減素案」に含まれていることは、経費の見なおしではなく、単なる削減額の数字合わせの為に出されていると厳しく批判しました。

 また、学校維持運営費については、2004年度と今年度ではすでに1割以上減っていること。そして学校現場ではトイレのドアが壊れたままだったり、割れたガラスも修繕できないままの学校もあること。生徒に配布する教材のコピーさえ出来なかったり、図書館の本も充分に補充整備できない実態があることを紹介し、将来をになう子どもたちに対して、このような提案をしていいのか、素案を一旦撤回すべきだと市長に質しました。市長は「経費削減に関しては批判を多く聞いている。こういった議論を積み重ねることが重要な事。たたき台として示している」と撤回しない旨答弁しました。

 山中議員は、4つの市営プール廃止に関しても、地域に根付いて喜ばれている施設であり、屋外プールは料金も安く気軽に利用できる施設で、急いで廃止する必要はないと存続を要望しました。