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「区政会議」改革を

大阪市議会特別委で小川議員

小川陽太市会議員

2017年7月13日

写真 日本共産党の小川陽太大阪市議は13日、市議会市政改革特別委員会で、「市政改革プラン2・0(区政編)」について質疑し、住民自治の担い手として発展させることが不可欠な「区政会議」のあり方についてただしました。

 小川議員は、いま平野区でまちづくりの基本計画案=長吉ウェルカムタウン構想計画案がつくられようとしているが、先月の区政会議では計画案が資料として出されただけで、特に意見を聞くことはなかったと指摘。「こういったまちづくりにかかわることこそ、住民参加で広く意見を聞いて議論することが大切だ」と強調し、「よりよい住民主体の自治拡充に向けて、区政会議の場を活用し住民も職員もともにまちづくりを学んで、いっしょになってまちづくりをすすめる場をつくることを真剣に検討すべきだ」と強く要望しました。

 小川議員は、現状の区政会議は、住民の声が市政として反映されない、市長に意見できないなどの問題点があると述べ、「住民の声に対して、市長がその声を聞いて、市長が責任を持って、市政に反映させることが必要だ」と指摘。「上から押し付ける制度いじりに終止符を打って、本気で住民自治の拡充に取り組むべきで、区政会議を法にもとづいたものに条例改正すべきだ」と主張しました。

(2017年7月16日付しんぶん赤旗)