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サービス削り万博・カジノ 大阪市議会委 山中市議が批判 |
山中智子市会議員 2024年3月11日 |
日本共産党の山中智子大阪市議は11日の市議会市政改革委員会で、「新・市政改革プラン(素案)」について質疑しました
山中氏はパブリックコメント(意見公募)について。「2月15日から今日3月11日までと1カ月とする市の指針より短く、市民の意見を踏まえた議論ができない」と批判。市民の声を十分聞きそれを踏まえて議会で議論すべきだと主張しました。
「新プラン」を検討する上でこの10年の「市政改革プラン」をどう見るかが重要だとして、「財政健全化などを成果として手放しで評価しているが、民営化・民間委託や統廃合、職員減らしが市民サービス低下と職員しめつけにつながった」と指摘。「市民サービスを切り詰めてつくった財源を万博・カジノに注ぎ込むと言わざるをえない」と述べ、この間の改悪で削ったもので戻すべきものがあると強調しました。
これまでの民間委託について「委託料の堰嵩(ぞうこう)、職員のスキルがおちる、技能の継承ができないなどの課題が見えてきた」とする当局に、「それだけ課題が見えたらいったん立ち止まるべきだ」と述べ、より民営化を推進しようとする当局を批判しました。 (2024年3月12日付しんぶん赤旗) |