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小南かおる市会議員

2005年10月4日

 大阪市議会公営企業・準公営企業決算特別委員会が四日開かれ、日本共産党の小南かおる議員は分譲マンションの水道各戸メーターの取り替えや貯水槽、受水槽の点検、清掃への補助制度を求め質疑しました。

 この間、日本共産党大阪市議団は繰り返し、マンションの各戸メーターの取り替えを一般住宅(戸建て)と同じように公費負担で行うべきだと主張してきました。大阪市は、マンションの各戸メーターは個人財産だから、所有者、使用者の負担で維持管理するものと拒否。しかし、大阪市は市民や議会の追及を受け、二〇〇二年から各戸メーターの取り替えの公費負担について「私設メーター局管理研究会」を立ち上げ調査研究しているとしています。

 小南議員は、「研究会」でまだ結論が出ていないことについて、「市民サービスの公平性の確保や公費負担の実現に向けて報告ができるように、目標や期限を決めて取り組むべきで、いつまでも引き伸ばすべきでない」とのべ、各戸メーターの公費負担を強く求めました。

 また、法律などで義務付けられている年一回の貯水槽等の点検、清掃の費用負担について、「分譲マンションの入居者はこういった費用負担により、一般より高い水を飲んでいることになる」と指摘し、「不公平さをなくすためにも、費用の助成制度をつくるべきだ」と強く要望しました。