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わたし考一市会議員

2009年12月15日

 12月15日大阪市会交通水道委員会が開かれ、日本共産党のわたし考一議員は、分譲マンション水道メーター公費設置について質疑を行いました。大阪市では戸建て住宅については水道メーターを公費で設置しながら、分譲マンションの個別メーターについては私費で設置させるという不公平な状態が長年続いていましたが、改善を求める住民と党市議団の奮闘で「個別検針、個別収納」のマンションについては昨年4月から公費で設置となっています。

 わたし考一議員は、戸建てと分譲マンションの「不公平」が一部解消されたが、圧倒的多数の集中検針方式をとるマンションについては、依然として公費設置がされていないことについて制度を改善すべきと強調しました。市水道局は集中検針方式はメーター等の単価が高い事を理由にあげ、非効率的な個別検針方式に固執する不当な答弁をおこないました。

 同議員は70戸以上のマンションについては86年から集中検針方式にしないと水道を引かないという規則をつくり、今になって個別検針方式にしないとメーター交換はやらないというのは「2階にあげてはしごをはずす」ものだと厳しく指摘。東京などでは両メーターの差額を住民側が負担した上で公費設置をおこなっている事をあげ、すべての分譲マンションの公費設置を求めました。

 水道局長は「多面的、多角的に広く情報を収集し検討していく」と答弁。市長も「今後とも研究に努めていく」と答えました。