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わたし考一市会議員

2009年12月15日

 12月15日大阪市会交通水道委員会が開かれ、水道局が進行中の水道府市統合問題について報告を行い、日本共産党のわたし考一議員が意見表明を行いました。同議員は統合問題について、道州制先にありきの府市統合は府の責任放棄でやるべきではない、同時に水の供給などの協力は必要に応じておこなうという、党議員団の基本的立場を明らかにしました。

 その上で、わたし議員は府市統合協議の現状は橋下知事の「統合先にありき」という姿勢の中で、府水道の料金値下げ問題でも「府の単独値下げ」と表明したり、「大阪市との統合の成果物」と述べたり、府議会での答弁が二転三転、その場しのぎでまともな議論になっていない実態を指摘しました。

 さらに、同議員は協議の方向について拙速な議論ではなく、府民、市民、受水市町村の利益にかなう方策はどこにあるのか、その上で大阪市がどんな協力が可能なのか、冷静な議論が必要であると主張し、府の代わりを大阪市がやるようなコンセッション型指定管理制度はやめるべきだと強調しました。