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井上ひろし市会議員 2010年9月14日 |
9月14日開催の建設港湾委員会で日本共産党の井上ひろし市会議員は、今回の陳情でも明らかだか、住民との合意がおろそかにされている。そもそも大阪市が合流式下水道を続けるのか、それとも分流式下水道整備に進むのか、100年先を見越したまちづくり等の議論に不熱心な態度が市民に不信感を与えている。見識のある議論が必要だと指摘。今回の問題は住民との合意があってこそ進める事のできる事業である。前回の審議の際にも市の強引な態度が批判を受けたが、今回、住民からは工事方法の見直しと共に「新トンネル工法」の新たな提案も行われている。こうした声に一つひとつ誠意を持って話し合う姿勢が必要である、しかしそういう態度になっていないと質しました。 市は地元の方との対応について理解や信頼、いく事が大切だという事を認識しており、市民の方と話し合いを続けてきた。今後も工事の内容、事業の内容について理解を得られるよう進めていきたいと答弁。 井上議員は住民合意が大前提であり、当局の強引な工事強行は許されないと厳しく批判。陳情書の継続審査を求めました。この委員会では前回、継続審査となっていた平成19年、陳情第81号「西区北堀江4丁目の雨水滞水池築造工事の見直しを求める陳情書」と、平成20年、陳情第3号「西区北堀江4丁目の雨水滞水池築造工事にかんする陳情書」も共に審議され、日本共産党のみが4件継続を、他の会派はすべて不採択を主張し、今回の陳情を併せた4件の陳情書は不採択となりました。 |