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歴史と伝統が息づく、住みつづけられる魅力ある街づくりを 大阪市会・計画消防委員会 辻ひで子議員 |
辻ひで子市会議員 2003年3月6日 |
3月6日、大阪市会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の辻ひで子議員が空堀地区HOPEゾーンについて質問しました。 空堀地区HOPEゾーン事業は、国土交通省の街並み環境整備事業を活用して、1999年から市内の歴史的な街並みや景観など地域の特性を活かし、魅力ある住宅地の形成をはかる施策として平野、住吉についで三番目です。 辻議員は、空堀商店街を戦火を免れた古い住宅が多く、8月の地蔵盆など祭りちょうちんが良く似合う街。町屋や坂道、石畳など景観、文化生かして喫茶店や雑貨店など十店舗以上の取組みが、雇用の場としても大いに役立ち、商店街にもいい影響を及ぼしている実態を紹介。 辻議員は、空堀地区の調査範囲、まちづくり協議会、町屋マップの作成と今後の活動、船着場の設置など地元意見が反映されるよう強く要望しました。 大阪市住宅局は、空堀商店街中心とした西は松屋町筋、東は上本町筋、北は長堀通り、南は谷町七丁目南端道路の約40ヘクタールのエリアを調査実施すること、まちづくり協議会発足後行政と相談し進めること、船着場設置を含めて大阪府はじめ関係機関と協議中であると答弁しました。 さらに辻議員は、町おこしに取り組んでいる人や、長引く不況の中で展望を必死で探している大阪商人が希望持てるような事業展開を求めました。 磯村市長は「大阪の街が多様性と文化的な伝統で魅力のある街という風になっていくように、大切に保存していきたい」と答弁しました。
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